5か月頃からのおかゆを食べてみました
原材料はお米(国産)、コーンスターチ、昆布だし、かつお節と明記されています。お米から炊いたおかゆと違って色が茶色になっているのは、昆布だし、かつお節が入っているためだと思われます。粘りを出すためにコーンスターチを使っているようです。
食物アレルゲン7品目(卵、乳、小麦、えび、かに、蕎麦、落花生)不使用の表示もありました。
5か月頃からの栄養成分(1瓶70g当たり)
栄養成分(推定値)エネルギー24kcal、たんぱく質0.4g、脂質0.1g、炭水化物5.3g、食塩相当量0.01g と明記されていました。
ビンから小さじ1を取り出してみました。粒が残っているのが分かりますね。このベビーフードを食べてみると10倍がゆよりもドロドロしているので、始めてすぐの5か月の赤ちゃんにはゴックンがしにくいように思います。このままでは赤ちゃんはゴックンが出来ないので、すりつぶして、ポタージュ状にしてあげなければなりません。ハンドブレンダーやすり鉢を使って粒をなくしていきます。白湯を足して、もう少し、なめらかなポタージュ状にしてあげた方が赤ちゃんはゴックンしやすいと思います。
初めておかゆをあげる場合はまず、小さじ1程度から始めてください。何回かに分けて、赤ちゃんのお口に運んであげます☟
準備するものについては次の記事に載せてあります。参考にご覧ください。
10倍がゆの栄養成分(1食70g、お米7g)
エネルギー25kcal、たんぱく質0.4g、脂質0.06g、炭水化物5.4g、食塩相当量0g
~参考資料:日本食品標準成分表7訂~
同じ量で比べてみましたが、ほとんど同じ栄養素となっています。ということは、昆布だし、かつお節、コーンスターチの量は少量でほぼ、お米ということになります。
炊飯器で10倍がゆを炊いてみました
お米0.5合に10倍の水900mlを入れておかゆモードで炊いてみました☟
”おかゆモード”で炊かないと水分が噴火の溶岩のように?吹き出してしまうので、必ず”おかゆモード”で炊いてください。スイッチが切れてすぐに蓋を開けると、このように米だけが沈んで上澄みと分離しています。この状態ではお米がまだ十分に水分を含んでいないので、30分程蒸らします☟
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、米粒が少し鮮明になっていますね。これをガラスの器に移してみました☟
ちょっとかき混ぜながら、小さじ1をすくってみました。ベビーフードよりも粒が大きいですね。やはりこれでは、赤ちゃんはゴックンできないので、ハンドブレンダーやすり鉢で粒をなくしていかなければなりません。
最初は粒がないように擦っていきますが、1ヶ月ほどして、飲み込みが上手になってきたら、適度にすることを止めて、少しづつ粒を残していきます☟
この頃にはもう少し多くの量、大さじ1程度食べれるようになっているといいですね。食べる量がついているスケジュール表をダウンロードできるようにしてあります☟
活用いただけたら幸いです。(管理栄養士 こざわさなえ)