※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

米粉のおかゆ 進め方:レンジで1分10倍がゆ(5~6カ月の頃):1~4週目

対象:5~6か月 初期(ゴックン期)

1週目:初めての10倍がゆは米粉のみから始めましょう!

<材料> 米粉 小さじ1/2・水 25cc

※ この計量スプーンは小さじ1/2のものです。(計量スプーンに2.5と書いてありますので、確認してから使用してください)

<作り方>

1、器に米粉と水を入れて、粉がなくなるまで、よく混ぜる。

2、ラップをせずに電子レンジ500w~600wで40秒加熱し、ダマが出来ないようによく混ぜる。ダマが出来てしまったり、粉っぽさが気になる場合は30秒加熱した後、一度取り出してよく混ぜ、さらに10秒加熱する。

3,スプーンですくったときに白湯よりも少しタラタラと垂れる程度に水分を調整する。加熱しすぎて、水分が足りない場合はお湯を足して、少しとろみのついた状態にする。(米粉のメーカーによっても柔らかさに多少の違いがでます)

4,粗熱が取れてから、赤ちゃんにあたえる。☟

※この米粉の量でおおよそ大さじ1杯の10倍がゆが出来ます。☟

1週目から2週目へ:大さじ1杯程度食べられるようになったら・・・

初日からすべての量を与える必要はありません。赤ちゃんの反応を見ながら、1週間で徐々に増やしていきます。1週間ほど経って、おかゆの味に慣れ、大さじ1杯程度食べられるようになったら、次は野菜に挑戦していきましょう。

2週目:次に野菜パウダーと米粉を使ってみましょう!

2週目からはおかゆに加えて、野菜を試してみましょう。こんな時、野菜パウダーを使うととても便利です。少しの米粉をとろみとして使うことで、赤ちゃんが食べやすくなります。

※ この計量スプーンは小さじ1/2のものです。(計量スプーンに2.5と書いてありますので、確認してから使用してください)

野菜パウダー+米粉

<材料> 野菜パウダー 小さじ1/2・米粉 小さじ1/4・水 25cc

<作り方>

1、器に野菜パウダーと米粉と水を入れて、粉がなくなるまで、よく混ぜる。

2、ラップをせずに電子レンジ500w~600wで40秒加熱し、ダマが出来ないようによく混ぜる。ダマが出来てしまったり、粉っぽさが気になる場合は30秒加熱した後、一度取り出してよく混ぜ、さらに10秒加熱する。

3,スプーンですくったときにポタポタと垂れる程度に水分を調整する。加熱しすぎて、水分が足りない場合はお湯を足して、ポタージュ状にする。(野菜パウダー、米粉のメーカーによっても柔らかさに多少の違いがでます)

4,粗熱が取れてから、赤ちゃんにあたえる。☟

2週目から3週目へ:おかゆとやさいが食べられるようになったら・・

野菜も初日からすべての量を与える必要はありません。赤ちゃんの反応を見ながら、1週間で徐々に増やしていきます。1週間ほど経って、野菜の味に慣れ、大さじ1杯程度食べられるようになったら、次はたんぱく質に挑戦していきましょう。

豆腐+米粉

<材料> 豆腐 10g・水 10cc:米粉 小さじ1/4・水 10cc

<作り方>

1、器に豆腐と水10ccを入れ、ラップをして500~600wのレンジで20秒加熱する。水分を取り除き、裏ごし、または擦りおろし、滑らかにする。☟

2、次に米粉と水を入れて、粉がなくなるまでよく混ぜる。ラップをせずに、電子レンジ500~600wで40秒加熱し、ダマが出来ないようによく混ぜる。ダマが出来てしまったり、粉っぽさが気になる場合は30秒加熱した後、一度取り出してよく混ぜ、さらに10秒加熱する。☟

3,1の豆腐と2のおかゆを混ぜ、スプーンですくったときにポタポタと垂れる程度に水分を調整する。(豆腐の水分、米粉のメーカーによっても柔らかさに多少の違いがでます)

4,粗熱が取れてから、赤ちゃんにあたえる。☟

3週目から4週目へ:おかゆと野菜、豆腐が食べられるようになったら・・

9倍がゆから8倍がゆと徐々に水分を減らしていき、中期(モグモグ)につなげていきます。

9倍~8倍がゆ

<材料> 米粉 小さじ1/2・水 20cc 程度

<作り方>

1、器に米粉と水を入れて、粉がなくなるまで、よく混ぜる。

2、ラップをせずに電子レンジ500w~600wで40秒加熱し、ダマが出来ないようによく混ぜる。ダマが出来てしまったり、粉っぽさが気になる場合は30秒加熱した後、一度取り出してよく混ぜ、さらに10秒加熱する。

3,スプーンですくったときにポタポタと垂れる程度に水分を調整する。加熱しすぎて、水分が足りない場合はお湯を足して、とろみのあるポタージュ状にする。(米粉のメーカーによっても柔らかさに多少の違いがでます)

4,粗熱が取れてから、以前より、一口量を増やして、赤ちゃんにあたえる。☟

ベビーフード+米粉

ベビーフードに米粉を足すととろみの調節が可能になるため、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食が簡単に作れるようになります。ベビーフードをお湯で溶かしただけではとろみがついていないために、初期では適さないものなってしまいます。☟

米粉を少し加えるだけで、とても食べやすいものになります。☟

10~8倍がゆとセットにして午前中に1回出していきます。1回食は「自分で口を動かして食べる」「母乳以外の味に慣れる」を目的にしています。1回量が少ないために時間をかけて作るのはとても面倒です。米粉や野菜パウダー、ベビーフードを上手に利用して、いろんな味を赤ちゃんに体験させてあげてください。

2回食でも米粉は便利

豆腐+ベビーフードあんかけ

そろそろ2回食をと考え始めたら、豆腐に上記のベビーフードあんかけをかけてみましょう。豆腐はレンジで加熱するのみですりおろしたり、とろみをつける必要がなくなります。豆腐はスプーンの背で崩しながら、あんかけと混ぜます。☟

(管理栄養士 こざわさなえ)

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