ママのつぶやき
いただきますの姿が可愛いです。フォークを持ったままですが、、、お昼に焼きそばを作ってみました。もう少し麺を短くしてあげた方が良かったみたいです。一生懸命食べて、完食していました!
管理栄養士のコメント
本当に「いただきます!」の姿がかわいいですね。ぜひ、「いただきます」「ごちそうさま」を習慣づけましょう。「ごちそうさま」した後にも遊びながら、大人が食べているところに来て、口に入れて、また遊ぶこともあるかもしれませんが、「ごちそうさま」は、食事は終わりというあいさつなので「ごちそうさま」したら、もう食事は終わりにします。「ごちそうさましたらもう食事は終わりだよ。お腹がすいても、次の食事(補食)まで何も食べられないよ。いいね。」と確認してから、食卓イスから下ろし、食卓テーブルに戻ってきて、食べ物を欲しいと言っても「さっき、ごちそうさましたよね」と言って、簡単にあげないようにします。大人の反応を見てやって良いこと、やって悪いことを学習していきます。この頃は根気が必要です。ちょっと大変ですけれど。。。
麺が少し食べにくそうですね。頑張って食べさせることは悪いことではありませんが、まだまだ、お口の中は小さく、そしゃく力も弱いので、子どもが食べやすいように調理の工夫をしてみてください。よく噛んで、飲み込む力をつけていきましょう。(管理栄養士 こざわさなえ)
食べないときは食事と補食の間隔・食環境をチェック!
食事と補食の間隔は最低でも2.5時間~3時間空けましょう。食事や補食の時間を決めて与えるようにすると2週間で空腹感を感じられるようになると言われています。もうすでに保育園に通われているお子さんもたくさんいらっしゃると思います。保育園のスケジュールに合わせて1日のスケジュールを考えてみましょう。就寝時間は成長ホルモンを考慮して、夜8時までに寝る習慣をつけることが望ましいようです。
子どもの食事時間を調べた研究によると、1回の平均食事時間は20分でした。ゆっくり食べる子どもでは25分でした。集中力から考えても、食事時間は15分~30分程度がよいですね。食卓イスに座ることを嫌がる場合は食事前に歌いながら手洗いしたり、行進しながらイスに座るように誘導していきます。食事時間は楽しい時間になるという流れを作っていくとよいです。
味覚を育てるためにも食事する環境に気になるおもちゃ、テレビ、ビデオなどが目につかないようにしておきます。テレビを見せた方がよく食べてくれるという声も聞きますが、自分で食べているわけではなく、子どもがテレビに集中している間に大人がどんどん口に入れていて「食べてくれる」ということのようです。「自分で食べる」という自立性を高める時期です。食べることに集中させるための環境を整えましょう。(参考:神奈川県立こども医療センター 冊子)