※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

離乳食 完了期 (1歳/あおいママさん):味覚の発達

ママのつぶやき

この日はサンドイッチに一個ずつピックを挿してみました☆ 可愛くて喜んでくれましたが、短いピックで少し危なかったので、この次からはロールサンドを小さくカットするスタイルにしました。ヨーグルトは大好きで、プチダノンや無糖ヨーグルトもよく食べてくれます!時間がなかったので、添えた野菜はトウモロコシとトマトだけになってしまいましたが、両方好きな物なのでよく食べてくれました♪

管理栄養士のコメント

この頃は「自分で食べたい」という気持ちを大切に、ただし、危ないことは避ける、というママにとっては悩める時期かと思います。ピックはいろんな種類があり、お子さんは喜ぶと思いますが使用するときはそばで一緒に食べるなど目を離さないことが大切です。ヨーグルトが気になるのか?手が出ていますね。子供用ヨーグルトはクリームチーズのようなコクがあり、多く使いすぎると他の食材を食べなくなってしまうこともあります。頻度を考えて、上手に使っていきましょう。お口を動かすことはお口周りの筋トレをしていることになるのでお子さんはとても疲れていると、お口を動かすことがめんどくさくなります。そんな時はみそ汁やヨーグルトで流し込みたい気分になるかもしれません。一度、休憩してあげることも大切ですが、流し込んだ方が楽!とお子さんに思わせないようにすることも大切です。「パクパク、カミカミするといろんな味が楽しめるね」と声をかけて、味覚を鍛えてあげましょう。おいしいと感じられる味覚を育てていきましょう。

味覚の発達

お子さん味覚はとても敏感だといわれています。味付けは大人の1/3程度で十分です。だしをおいしくとっているママから「まだ、しょうゆ、塩を使っていなくても子供がたくさん食べてくれますがつけた方がいいですか?」と聞かれることがあります。その場合はわざわざ、調味料を使わなくても「おいしいだし」の味付けだけで十分です。

1歳ごろになると、今まで食べていたほうれん草やブロッコリーを嫌がることがあります。これは本能的に嫌う苦味・酸味をしっかり感知してきた証拠なのです。本来、苦いのは毒の味、酸味は腐った味と脳が認識しているのです。でも、苦味、酸味のあるものはすべて毒・腐っているものではないですよね。

ここから味覚の学習が始まります。苦味、酸味の中には栄養素として必要なものがたくさん含まれています。いろんな味を経験することで、これは毒ではない苦味、これは腐った酸味ではないことを覚えていきます。皆さんはピーマン好きですか?嫌いな方は苦いからと答える方が多いでしょう。でも、好きな方に聞くとあの苦さがピーマンの美味しさだよねと言います。同じ苦味なのに感じ方は違いますよね。食べなれていくと同時に大人の「美味しいね」の言葉が必要になります。言葉かけによって子供はこの苦味・酸味はおいしいと認識していきます。(管理栄養士 こざわさなえ)

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