※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

幼児食 アレルギー除去のクッキー(3歳/あおいママさん):お手伝いが育むこころ(脳)

雨だったので、息子と一緒にクッキーを焼きました🍪 ☟

今回は小麦、乳製品、卵、砂糖を使わないクッキーにしました😊 紅茶味と抹茶味の二種類。初めてのスノーボールクッキー作りでしたが、コロコロするのが楽しそうでした!

クリームチーズがあったので、ベイクドチーズケーキも作りました!☟


材料を用意したら、全部自分で出来ました✨ 久しぶりに作りましたが、混ぜるだけで簡単で、また作ってみようと思います。

3歳になり、最近は人の役に立ちたい!と何でもやろうとします。お菓子作りも楽しいみたいです💕 ☟

この後は餃子も一緒に作りましたが、自分で作った餃子は美味しいようで、7個も食べてびっくりです!✨

1、脳神経の報酬系を育てる

ママのお話では3歳になって”人の役に立ちたい”と何でもやろうとしてくれているようですね。これは今までのママの褒め方が上手だったのでしょうね。きっと最初は”大好きなママに褒めてもらいたい”から始まっていると思いますが、3歳になってちょっと自信も出てきて、”人のために”という広い心が育ってきたのでしょう。

欲求が満たされた時や満たされることが分かった時に活性化する「報酬系」という脳神経系があります。報酬系の働きはこれからの学習においても重要な働きをしていきます。

子どもを待たせたりする時、「お菓子あげるから、静かにしていてね」と言いますか? それとも、「絵本を読んで静かに待っててくれてありがとう。帰りにお菓子を買って帰ろうね」。どちらの文章を使っていますか? 「報酬系」という脳神経を活性化させる文章はどちらだと思いますか? 頑張った報酬ですので、後者になります。

子どもが報酬系を使った経験が少なく、長期的な報酬まで予測することが出来ないので、これを頑張れば、将来いいことがあることは予想できません。子どもは目先のことしかわからないので、すぐに具体的な言動・行動、すなわち ”待った”→”ママが喜んだ”→”お菓子を買ってもらえた” と報酬系に教えた方がいいのです。

我慢できなかったことを叱るより、我慢できたことをほめる方が効果的です。褒められたことによって報酬系が働くようになり、我慢することを覚えていきます。

(参考資料:人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる)

2、「you message」ではなく「I message」で褒める

心理学の中に「I(わたし)のメッセージ」「you(あなた)のメッセージ」があります

「I メッセージ」は私が主語の表現で「ママはこう感じたよ」と素直にママの気持ちを伝えるメッセージのことです。たとえば、”○○してくれて助かったよ””○○してくれて嬉しかったよ”という気持ちです。

それに対して「you(あなた) メッセージ」はあなた(子ども)が主語になります。「あなたはお手伝い出来てえらいわ」「100点取れてすごいわ」がこれに当たります。あなたは○○だから良いと決めつけていることになります。子ども自身の人間性が評価されているのではなく、お手伝い、100点が評価されて、子供は義務感だけで行動してしまうことになります。お手伝い、100点を取らなければ自分の価値はないんだと思って頑張っても、それではいつか息切れしてしまいます。

親はここまで深く言葉の意味を感じることなく使っていると思いますが、これからはちょっとだけ目線を変えてみましょう。難しいことはありません。ママの気持ちを素直に伝えればいいのです。理由をつけて○○だから「助かったわ~」「嬉しいわ~」などを頻繁につかってみましょう。

何かが出来た時、他人に対して思いやりを持って行動した時は笑顔で「Iメッセージ」を使って褒めてあげましょう。(管理栄養士 こざわさなえ)

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