ママのつぶやき
和風な朝ごはんです。鯖、カボチャの煮物、納豆、お味噌、キウイ。鯖は味が濃いのでまだ早いのでしょうか?しっかり味がするぶん、よく食べてくれます。一切れ分、食べることも!
管理栄養士のコメント
しっかり味付けをすると子どもはよく食べてくれるようです。最初から濃い味にするのではなく、「美味しくなるおまじない~」などと言って、あとからしょうゆなどを少しかけてあげてもいいですね。すでに味が濃い場合は他のお料理を薄味にする、例えばドレッシングをかけない、とか魚と野菜を和えるとか、工夫をしてみてください。魚は一切れ分食べてしまうこともあるようですが、この頃の適量は30gくらいです。写真はおおよそ30gくらいかしら?一切れが50gくらいならちょっと食べすぎかな?お味噌汁は野菜たっぷり具だくさんにしてくださいね。(管理栄養士 こざわさなえ)
目に見えない2歳児の特徴
脳
2歳くらいになると脳(五感)で食べたいもの(快)、食べたくない(不快)をしっかり判断をします。ですので、不快である食べたくないものには手を出さず、快である食べたいものばかりに手に取る行動が顕著に現れます。大人はどうしていいかわからず、おどおどしてしまいますが、脳の発達と深い関係があったのですね。成長に必要な脳の発達過程です。上手に乗り越えていきましょう。お子さんのお腹がすいている時間が食事時間になっていますか?食品の見た目、におい、口あたり、柔らかさは食べやすくなっていますか?まずは見た目から工夫してみてはいかがでしょうか?100円ショップではアルミホイル、アルミカップなどキャラクター商品も売っています。これらを使って、盛り付けだけ変えるだけでも食べてくれるかもしれませんよ。
口
噛む力を獲得したい時期です。噛む力は体重に比例しますがまだ大人の1/5くらいです。歯の状態に合わせて肉、野菜の切り方を工夫しましょう。肉が噛みにくそうな場合は筋切り(繊維を切る)をすると食べやすくなります。(長さは1cm程度)
すい臓
3歳になると脂肪とたんぱく質の消化酵素は大人並みになります。その結果、消化機能の発達によって食物アレルギーが改善していきます。糖質の消化酵素は4歳で大人並みになりますが、2歳ではまだ大人の70%です。消化酵素の分泌に合わせて食品の種類と量を増やしていきます。食品を食べ慣れていくことで消化酵素の分泌がよくなります。(参考:「保健活動を考える自主的研究会」子どもノート1-⑦)