※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

Q&A :食事に集中しないため、時間がかかってしまう

Q1:食べるのにかなり時間がかかります。好きな物はとっても早く食べるのですが、嫌いなものは、とても遅いです。また、食事中立ったりして落ち着きがないです。このまま続くのかと思うと心配です。(2歳児)

A1:好きな物は早く、嫌いなものが遅いのは、大人も一緒です。甘味のある物は食べやすいですね。成長から苦みのある物は、まだまだ苦手な時期です。いつもより小さめにする。量を少なめに与える、苦手な物の後に好きな物を与えるなどの工夫もしてみてください。一口でも食べたらしっかり褒めてあげてくださいね。食事中、落ち着きがない時は、食べることに集中できる環境を作りましょう。また、時間を区切るのも大切です。食事時間は30~45分くらいを目安にします。少しでも座って食べることができたら「褒める」ことで、座って食べることの大切さを根気よく伝えていきましょう。(管理栄養士 松下みゆき)

Q2:「食事の時は会話を楽しむ」というのは夫婦共々よく分かっているのですが、子どもは話し出すと身を乗り出して夢中になり、食事が全然進まず、気づいたらごはんが減っていません。途中で席を立ってしまう事もあるし、私はいつも怒ってばかりです。もっとスムーズに食事が進む方法はありますか?(4歳児)

A2:「会話を楽しむ」ってステキなことですね。ご夫婦で食事の時間を大切に考えておられることは、とても素晴らしいと思います。お子さんも幼稚園生活で話をする楽しさが分かり、しっかりと成長されている様子が伺えます。毎日の食事においても、時間を意識することが大切です。「食べる時間」は「口で噛んで食べること」が大切だと声掛けをしましょう。初めの5~10分で、「この皿を空っぽにしましょう」と伝え、空っぽにできたら、まず褒めましょう。「その後は会話を楽しもうね」「お話しようね」というのはいかがでしょうか? 一部の保育園や幼稚園では「もぐもぐタイム」を設けているところがあります。ご家庭でも活用してはいかがでしょうか。習慣がつくまで、しばらく続けてみると、話をせず、集中して食べるようになるかも知れません。食事時間は30~45分くらいを目安にします。また、座って食べることが出来たら、褒めましょう。「幼稚園では座って上手に食べてるって先生が褒めてたよ」と、園での出来事を話題にすることも大切です。ご両親も頑張り過ぎないでくださいね。時には気持ちをゆったり持って、みんなが笑顔で食べましょう!

保育園での「もぐもぐタイム」とは…噛むことを意識させる時間です。

メニューの中で、しっかり噛めそうなもの(人参、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、緑の野菜でもOK、ごはんでもOK)を、子どもたちに口に入れて、「さあ、みんな一緒にもぐもぐしよう!」と伝えます。一人では、ちょっと苦手!と思っている子供も、集団では、みんなと一緒にやってみると楽しい!とどんどん、やってみたくなります。無理強いはしませんが、一緒に食べること、同じものを味わって楽しむことにつながります。時間を3分~5分、または、人参だけ。など内容を変えて取り組むところもあります。決まりはありません。楽しい環境づくりから、野菜を食べる、ごはんを食べることにつなげていきましょう。

 

ぜひ、ご家庭でも、この「もぐもぐタイム」を活用してみてください。ゲーム感覚で「さあ、ママと一緒にもぐもぐタイムしようね。じゃあ、このオレンジ色の人参を一つをもぐもぐしてみようね!」から始めてみませんか? 一緒にもぐもぐしている間は、きっと、集中して食べてくれると思います。その後に、感想を聞いてみましょう。「甘い味がしたね」「やわらいね」等々。お話することもコミュニケーションとして大切ですが、幼児期には、子どもが自分で食べていく力を少しずつ身につけていくことが大切です。そのためには、タイミングを見ながら、楽しい声かけを食卓で行っていましょう!(管理栄養士 松下みゆき)

Q3:給食は食べているようですが、家の夕食ではなかなかご飯を食べてくれないときがあります。長男(5歳)はご飯を食べますが、おかずやみそ汁には、ほとんど手を付けないこともあります。次男(2歳)は気分によって食べたり、食べなかったりムラがあります。

A3:まずは、夕食の前のおやつの量はいかがでしょうか? 食べすぎてはいませんか?または夕食の時間に近かったりすると、ごはんは優先順位が低くなり、胃袋には入らなくなります。おなかがいっぱいかもしれません。おやつの量や種類を見直すことも大切です。おやつは補食です。食べ過ぎないようにしましょう。また、おやつの時間から2~3時間経っているのであれば、食欲はあると思われます。次に、大人も気分によって食べたいものが変わることがありますね。子どもは正直で、はっきりと分かりやすく、食べムラは必ずありますが、声掛けで変わりやすくもあります。楽しい雰囲気にすると、食欲が進みやすくなります。ぜひ、「これおいしいよ」「一緒に食べてみよう」と笑顔で声をかけてみてくださいね。おかずの量を目の前で少なくして、または小さくしてから「このおかずはおいしいよ!一口食べてみようね!」とチャレンジできる雰囲気にしてみる声掛けもおススメです。お子さんが食べたら、そのタイミングでしっかり褒めてくださいね。褒められると頑張ったり、得意げになったりするものです。ご家族も一緒に楽しく食べましょう!

(管理栄養士 松下みゆき)

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