※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

Q&A:野菜や固いものを食べません

Q1:野菜をあまり食べないことが気になっています。無理やり食べさせるべきなのか?迷います。(4歳児)

A1:頂いたご質問では、お子さんがどのくらいの野菜の量を食べているかが分かりませんが、園での給食を参考にするのも一つですね。給食に使われる野菜を食卓でも出すことが、お子さんにも分かりやすく親しみやすいと思います。身近に手に入る野菜で十分です。幼児期は声掛けでだいぶん変わります。楽しい雰囲気にすると食欲が出てきます。そして、野菜に興味を持つと食べる量が増えてきますので、野菜を見せて「このピーマンおいしそうね」と話題にすることも、「食べてみよう」につながります。ご家族や周りの方から褒められると、「食べる」につながりますので、いろんな場で食べる経験も大事です。無理強いと考えずに、「お皿は空っぽにしよう」というところから習慣づけて、「1回の食事で一口食べる」ようにしていきましょう。お子さんが食べたら笑顔で「褒める」を繰り返していくことが大切ですね。料理に関しては、あきらめないで、食べて欲しい野菜はできるだけ目に見えて、そして少しでも使うようにしましょう。また、お母さん一人で頑張りすぎないようにしましょう。(管理栄養士 松下みゆき)

Q2:れんこんやごぼうなど。固いものを食べません。そろそろ食べて欲しいです。どのようにしたら食べますか?(2~3歳)

A2:れんこんやごぼうは、まずは小さくすることがおススメです。いつもと形を変えてみるのも一つです。いつもより少し長めに煮る、加熱するとやわらかくなりますね。また、時間があれば、れんこんなどは半分すりおろして、半分はみじん切りしてみることもひとつの工夫です。まだまだ成長の段階からは、苦みのあるもの、自分の舌触りで違和感を感じるものは、苦手な時期です。皿には量を少なめに置く、苦手な物の後に好きな物を与える工夫もいいですね。食べたら家族みんなで褒めましょう。大人もおいしく楽しく食べる声掛けが大切です。「れんこんおいしいね」と笑顔で話をしながら一緒に食べてみましょう。(管理栄養士 松下みゆき)

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