※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

幼児食 手づくり(バナナ/2歳/あおいママさん)

ママのつぶやき

朝、初めて息子と一緒にホットケーキを焼きました。カボチャ、サツマイモ、レーズンのサラダに前日に一緒に作ったクッキーを飾ってみました。クッキー作りも大喜びです!

 

管理栄養士のアドバイス

朝食にホットケーキとサラダ。色どりがとてもきれいですね。チーズやクッキーがサラダに添えてあるのもとてもおしゃれです。スライスチーズが星形になっていますね。そして、クッキーは犬かしら?象かしら?前日に作った手作りクッキーですね。お子さんが「わー!」と言って、喜んでいる姿が目に浮かびます。

2歳はお子さんが自発的に行う行動を支えてあげましょう。ママはすぐに手を出さないで、お子さんの意見を聞いてみましょう。主導権はお子さんです。まだ、お話が上手にできないかもしれませんが、意思の疎通は十分できるはずです。ホットケーキは大きいままでセットされていますが、どのくらいの大きさに切るかも聞いてあげるといいかもしれませんね。自分が決めたのだという責任感も湧いてきます。

主導権はお子さんですがあくまでも見かけ上であって、ママがお子さんの言う通りになるということではありません。食事相談では「お菓子ばかり食べて、食事を食べてくれないのでお菓子をあげてしまう」「隠しておいたお菓子も見つけて、出してと言って泣くので出してしまう」など1歳半から多く聞かれる相談内容です。お子さんには成長や健康のための栄養素の必要性は理解できませんので、甘くて美味しいクッキー、塩味のあるスナック菓子がお好みになってしまいます。少しづつ、味覚を変えていく必要があります。

そんな時はホットケーキーや蒸しパンに擦った野菜を入れて焼いていきましょう。卵、ツナ缶が入ればたんぱく質も取れます。ホットケーキーや蒸しパンは作り置きして、冷凍保存しておくこともできます。野菜の量が少ないときは写真のようにフルーツで補ってもいいと思います。ただし、バナナの食べ過ぎには気を付けてくださいね。「ご飯もパンも食べなくて、バナナ2本食べてます」という2歳のお子さんによく出会います。お口の中で噛まずに甘く感じてしまうバナナに食べなれてしまうと噛まないと甘くなっていかないご飯が面倒くさくなってしまうのも1歳半頃からみられる傾向です。「簡単にお腹がいっぱいになる方が楽でいいや!」と知恵がついてくるのもこの頃からです。(管理栄養士 こざわさなえ)

一緒に作りましょう!

2歳になったら、料理やお菓子作りに積極的に参加させましょう。ハンバーグの生地をビニール袋に入れてあげるとお子さんは手でこねてくれますよね。「おいしくなーれ、おいしくなーれ」とおまじないをかけるのもいいでしょう。ゼリーの素など市販品を使うと簡単に出来るデザートもあります。

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