※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

幼児食『ひじき入りオムライス』の作り方(2歳半~3歳/栄養士)

『ひじき入りオムライス』

材料

鶏ひき肉 10g、水で戻したひじき 大さじ1、玉ねぎ 1/6個、ピーマン 1/2個、ごはん 80g、卵 1/2個、ケチャップ 大さじ1と1/2、牛乳 小さじ1

作り方

1、テフロンのフライパンに鶏ひき肉、ひじき、みじん切りした玉ねぎとピーマンを入れ、弱火でよく炒め、ごはんを加えてさらに炒める。

2、ケチャップで味付けし、型で抜く。

3、卵に牛乳を加え、スクランブルエッグを作り、周りにおいてケチャップ(分量外)をのせる。

4、混ぜながら、食べる。

ポイント

スクランブルエッグを上手に盛り付けることで、お子さんの食欲が増します。また、しっかり火を通すものの、しっとりしたスクランブルエッグを混ぜることで食べやすくなります。

ひじきはカルシウムが多く、骨や歯の形成を促しますが、幼児には取りにくい食品でもあります。でも、こんなかわいいオムライスの具として少し加えてみてはいかがでしょうか?少量でも、時々食べる事でその食品に慣れ、「嫌い!」という気持ちが薄らいでいきます。(加瀬栄養士)

上手にスプーン・フォークを使うために

<手先を器用に使うための遊び①> ハイハイの姿勢

遊びの中から学びましょう。トンネルくぐりなど四つん這いになってハイハイする姿勢は手で体重を支える動作です。体幹の筋肉の活動性を高め、安定することでより末端を上手く使えるようになると言われています。基本的発達は中心の体幹から手や足の末端へと進んでいきます。端にある目(眼球運動)も体幹が安定し、首がしっかりすることで「見続ける・視線を動かす」ことが出来るようになります。

<手先を器用に使うための遊び②> ねんど遊び

触覚・運動の感覚(固有感覚)を育むことが大切です。つまむ、ねじる、丸める、ちぎる、引き伸ばすなど手の動きを通して筋肉の力の入れ方を覚えていきます。砂場などで手で直接感じる「感触遊び」をすることでスプーンやフォークなどの食器を上手く使えるようにもなります。スプーンの先に当たっている感覚を育むためにもまず、手で触って探索することが必要です。遊びの中から、この感覚を育んでいきましょう。

体重が気になったら・・・

まずは母子手帳の成長曲線を確認してみましょう。範囲内に入っているようでしたら、問題はありません。3歳前後になると大人と同じような食事になり、太り気味になることもあります。食事制限をするのではなく、運動量を増やしてみましょう。早食いにならないように前歯でちぎって、奥歯でしっかり噛める食事を用意し、親子で一緒に食卓を囲みましょう。

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