※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

幼児食 たんぱく質(2歳/あおいママさん)骨や筋肉作る栄養素

ママのつぶやき

豚肉の大葉チーズ、大葉梅巻きをハートに盛り付けてみました。がんも、ほうれん草としめじのお浸し、ぬか漬け、鯛の酒蒸しです。鯛の酒蒸しはまだ食べられませんでした。少し早かったかな…

管理栄養士のコメント

お椀を上手に持っていますね。1歳過ぎから、自分で持たせる練習をさせていたのでしょうか?子供用ではなく、大人用お椀ですね。ママに聞いたところ自分のお椀ではなく、パパやママと同じお椀のほうが飲んでくれるようです。この頃のお子さんはパパやママと同じがいいのです。一緒に同じものを食べるのがいいのです。

幼児食のポイント

2歳になったら、ママやパパと同じ食器を使いたがるかもしれません。そんなときは否定せずに同じ食器を用意してあげましょう。味付けは少し薄味で食事内容はほぼ一緒の方が食事が進むかもしれません。「パパ、ママと一緒だよ」と声をかけて同じ食器、同じ食事を楽しいと思えるようにしてあげてください。お子さんがちょっと大人になった気分で気持ち良く食事ができるようにしたら、どんどん食べてくれるようになるかもしれません。

体をつくる材料

2歳ごろは骨が伸びて、筋肉がついてくる時期です。6歳までに1年で身長は約7~8cmずつ伸びていきます。体重は約2kgずつ増えていきます。それに伴い、視力や運動能力も発達していきます。

では、骨や筋肉のために欲しい栄養素は何でしょうか?骨や筋肉、ホルモンを作るためにはたんぱく質、カルシウムが必要で、細胞増加と入れ替えのためにビタミンAが必要になります。これらの栄養素が多く含まれる食品は牛乳、卵、魚、肉、豆腐、そして、緑黄色野菜です。また、外遊びをして太陽の光を浴びることでビタミンDが体の中で活性化され、栄養素の吸収がよくなり、骨を強くしてくれます。太陽の朝の光は脳を目覚めさせてくれますが、そのほかにも骨を強くする効果があるのですね。

また、脳の神経伝達物質を作るのはビタミンB6、中枢神経維持のためにはビタミンB12が必要になります。ビタミンB6は肉・魚のような動物性たんぱく質だけでなく、緑黄色野菜、淡色野菜、じゃがいも、きのこ、海藻類から摂ることが出来ます。ビタミンB12は肉・魚のような動物性たんぱく質をしっかり摂っていきましょう。

糖は体をつくる材料になりませんが、体を動かすのためには必要です。また、糖は脳の大事なエネルギーです。すい臓が未熟な子どもたちは砂糖ではなく、ご飯、パン、麺類のほうが上手にエネルギーとして使われます。(参考:「保健活動を考える自主的研究会」子どもノート7-②)

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