※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

後期カミカミ期 食べさせ方(9ヶ月/あんころもちさん):お勧めの脳育本

離乳食の食べさせ方(後期/9ヶ月目/あんころもちさん)

ママのつぶやき

「もぐもぐしようねー」「おいしいね」「今日のご飯は〇〇だよ」など話しかけながら食べさせています。食べてくれるのか心配で真顔になりやすいので笑顔であげるように心がけています。

管理栄養士のコメント

このおにぎり?の形がいいですね。ご飯だけだと手にたくさんついてしまって大変なことになってしまいますが、のりをつけることで指にも絡みやすく、触っているうちに何となく、お口に入っていきます指で遊んでいるように見えますが、ママはここで叱らないでくださいね。この後、どうするのかな?とちょっと楽しみに笑顔で見守ってあげてください。ほら、上手にお口に入れることが出来ました!こういう手づかみ食べの経験を重ねることによって食べ物をお口に運ぶことが上手にできるようになります。自分で上手に食べれたら、いっぱい褒めてあげましょう。では、なぜこの頃に手づかみ食べをしてもらいたいのかを脳の発達で説明しますね。

脳は環境に適応しながら急速に発達していきます。赤ちゃんには持って生まれた性格がありますが環境によって、どんどん変化していきます。パパやママの働きかけがとても大事になってくる時期です。それは、9か月の赤ちゃんの脳はほぼ成人と同じ形になり、神経細胞の数もほぼ同等になるからです。同じ数になったからといって安心していてはいけません。ここからが大切なのです。

増殖した後、脳の神経と神経を結ぶ「シナプス」の取捨選択が行われてしまうのです。外部からの刺激を受けたシナプスだけが残り、刺激を受けなかったシナプスは「必要のない機能」とみなされ、消えて行ってしまうのです。9か月って大切な時期なんですね。

9か月頃になったら、離乳食も3回食になってきます。食事の中で是非、脳のシナプスに刺激を与えていきましょう。そのために

〇「にんじんさん、甘いね」「今日は〇〇スープだよ」など声かけをする

〇「美味しいね」と言いながらおいしい表情をする

〇 手づかみ食べをさせる

〇 危なくない環境でフォークで刺したものを与える(お子さんから目を離さない)

3回食になったら、離乳食で脳育をはじめましょう!(管理栄養士 こざわさなえ)

お勧めの脳育本

脳の発達についてもっと知りたい方は、この本を読んでみてください。この本の著者である小児科医師 白川嘉継先生によると、体と心を動かす「脳」は3歳までに約80%が完成するそうです。脳の発達に合わせた育て方のコツも掲載されています。

投稿を募集中!

手づかみ食べしている動画にママのつぶやき(コメント)を添えてお送りください。管理栄養士がアドバイスをつけて掲載させていただきます。投稿をお待ちしています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です