※通院中、治療中の方は主治医にご相談の上、参考にしてください

幼児食 ホットケーキ(2歳半/あおいママさん):自我の芽生えを見守る

ママのつぶやき

最近、しろくまちゃんのホットケーキの本にはまっているので、一緒にホットケーキを焼きました!ぷくぷくしたら教えてね、というとちゃんお教えてくれるので助かります♪ グラノーラとレーズンが好きなのでヨーグルトにかけました。フルーツはスイカ。小さくカットしたら嫌がったので皮ごとにしました。

2年前に初めてスイカを食べた時はすごい顔をしていたのに、種も出せるようになって成長にびっくりです!

幼児食の献立

*ホットケーキバナナ
*ヨーグルト&グラノーラ
*ミネストローネ
*スイカ

管理栄養士のコメント

このメニューは補食にも使えそうですね。スイカに好奇心いっぱいの顔をしています。どこから種を取ろうかな~なんて考えているのでしょうか?どこから、パクっと食べようかな~と考えているのでしょうか?いずれにしても脳が活発に活動している様子が見て取れます。

スイカは大きい方がいいのですね。大人はどうしても食べやすいかな?と思って手をかけてしまいがちですが、お子さんはそれぞれに個性を持ち、自己主張を始めています。毎回同じならいいのですが、毎回わがまま?と思ってしまうほど自己主張が強いとママはどうしてもイライラしてしまいますよね。3歳位になったら、個人差はあれ、少し落ち着きます。それまでは大人が決めて、やってしまうのではなく、最初から選択させてあげましょう。2~3つ選択肢があって選ばせてあげるとある程度ママの意見も入れられますよね。「今日はどのくらいの大きさに切りましょうか?」って聞いてあげたら、お子さんの要求が満たされることで親との『愛着関係』も育まれてきます。

また、上手にお手伝いをさせていますね。ぷくぷくしたら、ちゃんと教えてくれるのですね。ママが自分を信頼して仕事を任せてくれていて、ママの役に立っている。そして、ちゃんとできたよ!というこの3つの大切な心が『一緒に食事を作ること』でも育まれていきます。(管理栄養士 こざわさなえ)

自我の芽生えを見守る

2歳になると、お子さんは態度だけでなく、言語を使っていろんなことを要求してきます。特に仕事で疲れて帰ってきた時などはちょっとイライラしてしまいます。でも、それは脳が順調に育ってきている証拠です。脳の成長を知って『自分の力で生きていく基盤を育てる』手助けをしてあげましょう。

欲求・・・食べさせて、抱っこして、絵本読んで

要求・・・泣く、離れない、たたく、噛む

応答・・・抱っこしてあげる、抱きしめてあげる

快い・・・ご機嫌になる、自分で食べる、自分で遊ぶ

お子さんが要求をしてくることに親が答えてあげることで、心地よさにつながり、この繰り返しで親と子の愛着関係が育まれていきます。愛着関係が形成されることで3つの大切なこころが育っていきます

~3つの大切なこころ~

1、基本的信頼感・・・周囲に対する信頼感

2、自己肯定感・・・・自分は生きている価値があるんだと思える

3、自己効力感・・・・自分は人や社会の役に立つことができるという実感

どうしても感情的になりがちですが、今がチャンスだと思って、3つのこころを是非、育ててあげてください。

ママがやる関係から一緒にやる関係へ

何をしてあげても「いやー」と否定されてしまい、心が折れてしまうことはないでしょうか?特に何を作っても食べなかったり、昨日食べたのに今日は全く食べないとか、3食の食事時間が苦痛だと言われるママも多くいます。そんな時は親だけが食事の準備をするのではなく、一緒に用意したり、作ったりする関係に変えていきましょう。お箸やお茶碗、お皿などを用意することから始めてもいいですね。「お手伝いお願いしまーす」と言って。お子さんの自己効力感をちょっと刺激することで喜んで手伝ってくれること間違いなしです。最後に「よくできたわね」とほめてあげることで達成感も味わうことができ、次も何かお手伝いをして褒めてもらおうという意欲につながっていきます。

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