ママのつぶやき
可愛い型抜きのサンドイッチにしました。ハムとチーズ、お砂糖を使っていない苺とブルーベリーのジャムです。
前回、お散歩途中にお外で同じ型抜きサンドイッチを食べたら沢山食べてくれたので、今回はより沢山作ったのですが、多すぎたようです。
お野菜がなかったので、豆乳スープにキャベツ、キノコを入れました。トマトなども添えたら良かったかな〜。
幼児食の献立
※サンドイッチ
※豆乳スープ
管理栄養士のコメント
野菜は子供から要求されることはないので、忘れてしまいがちです。豆乳スープにキャベツやきのこを入れるだけでも、OKですが、緑黄色野菜がないようなので、ママが言うようにトマトやブロッコリーがあれば、なおよかったですね。冷蔵庫にあれば、加えてください。緑黄野菜の中で人参は日持ちもするし、比較的値段が安定しているので、いつも冷蔵庫に買い置きしておくのもいいかもしれません。少し、加熱することで甘みが増し、いろんな料理に応用できます。例えば、☟
★人参のグラッセ★
1、人参(1本)は1cm厚さの輪切りにして鍋に入れる。
2、バター(10g)で軽く、人参を炒める。
3、砂糖(小さじ1)、塩(小さじ1/3)、水(1カップ)を加え、強火にかける。煮立ったら中火にし、時々、鍋を揺らしながら煮汁がほとんどなくなるまで煮る。
穏やかにしつけがしたい!
子どもが行動するたびに、「それはやっちゃダメでしょ~」「それを触るのはやめて~」などの単語を頻繁に使っていませんか? 親の立場からではなく、子供側から、その言葉を聞いたときに、どんな気持ちになるでしょうか? 「どうして?」「どうしたらいいの?」と???が続いてしまいます。そんな時は何をしたらいいのか、やるべきことを肯定文を使って言ってみましょう。「それはやっちゃダメ」ではなく、「それはこうして使ってね」、「それを触るのやめて」ではなく、「それを触ると、危ないよ」など感情的に発する言葉から、肯定文を使うよにしてみると、お子さんも「なるほど~、そうしてみよう」と思うのではないでしょうか?
遊びの場面だけでなく、食事の場面でも命令、禁止、否定語を使っていませんか? これでは、食事時間は楽しい時間では無くなってしまいますよね。
せっかく用意した食事に集中せず、遊び食べや好き嫌いとちょっと怒ってしまうママやパパの気持ちはよくわかりますが、少し視点を変えて、子育てしてみませんか? 食事時間や遊びの中での声掛けをちょっと変えるように意識していきます。臨床心理学の先生によると毎日5分で効果があるそうですよ。
目標:毎日5分だけは命令、禁止、否定語を使わない!
具体的な声掛けの仕方
1、具体的にほめる
食事の場合だったら、『ほうれん草を一口食べて、えらかったね~』 とか 『お口でカミカミ出来たね~』とか いろいろと褒めるところはあるのではないでしょうか? 是非、具体的に褒めてあげてください。子供が「普通に出来ていること」や「何気なく言っている言葉」に気づいて褒めてもらえたことで安心し、他人にも思いやりを持って接することが出来るようになります。
2、受けとめて返す
会話を繰り返すことで、子どもは自分が受け入れられたと感じます。自分が言った言葉に対して、親が共感してくれることで、子どもは安心感を得ることが出来ます。『今日はサンドイッチなんだね』『そうよ、今日はサンドイッチよ』と繰り返してみてください。
目標:親が子どものリードについていく姿勢
3、行動を言葉にする
食事時間でいうと『スプーンが上手に使えているね』『自分で手を洗って、エプロン付けたのね』でしょうか? 褒めるわけではなく、ただただ、行動を言葉にするだけで、大人が自分の行動をちゃんと見ていてくれることを確認します。
目標:毎日5分、意識的に子供に向き合う
大人が子供に寄り添う
↓
子どもは大人が気にかけてくれていることに気づく
↓
子どもが安心できる
↓
子どもが集中できる
子どもの行動を正したいと思って、ついつい命令口調で子供の行動を否定してしまいがちですが、それは子供の人格を否定することになり、延(ひ)いては”自信のない子”を作ってしまします。
もし、子どもの行動を正したい場合は自分が良いモデルになりましょう。子供は”まねっこ”することがとても得意です。(管理栄養士 こざわさなえ)
【参考:NHK すくすく子育て】