にんじん蒸しパン
材料
ホットケーキミックス | 200g |
卵 | 1個(約50g) |
にんじん | 50g(中1本) |
牛乳 | 50cc |
こしあん | 50g |
作り方
① ボウルににんじんをすりおろす。
② ①にホットケーキミックス、牛乳、卵を入れて、よく混ぜる。
③ アルミカップに②を1/3量入れ、その上にこしあんを小さじ1程度入れ、上から②を1/3量入れる。(満タンに入れないこと。上部1/3量は空けておく)
④ 蒸し器に入れて10~15分蒸す。☟
栄養成分(1個分 45g)
エネルギー | 86kcal |
たんぱく質 | 2.3g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 16g |
食塩相当量 | 0.2g |
にんじん蒸しパンは全部で11個出来ました。6個と5個の2回に分けて蒸しています☟
(管理栄養士 松下みゆき)
≪アレンジ方法≫
☆あんこを入れずに、にんじん生地だけで、作ってもおいしいです。
☆オレンジ色の自然な甘味もおいしいです。
☆イチゴジャムやオレンジマーマレードをつけて食べてもよいですね。
☆今回は、牛乳を入れていますが、アレルギーをお持ちのお子さん向けに、お水に変えてもOKです。
☆同じ水分50ccを麦茶に変えてもOKです。少し香ばしい風味が加わります。
☆同じ水分を緑茶に変えてもOKです。こちらは薄い抹茶風味が加わりますが、あまり分からないかも。
☆また、豆乳に変えてもOKです。にんじんの水分により、生地の固さを調整してみてくださいね。加える水分は、お子さんのアレルギーのある、なしにより、味の変化も楽しめます。
☆あんこの代わりに、煮豆を2~3個加えてもおいしいです。噛むおやつにもなりますね。
いろいろアレンジをして、楽しく食べましょう!
カルシウムの働き
カルシウムが骨や歯を作る栄養素ということは、よくご存じですよね。実際に体内のカルシウムのうち約90%が骨や歯に存在しています。身長を伸ばしたくて、思春期の頃、牛乳をお水代わりにゴクゴク飲んでいた方もいらっしゃるとと思います。今回はその他のカルシウムの働きについてお伝えします。
1,正常な神経伝達の保持
神経細胞内にあるカルシウムイオンの濃度がシナプスの伝達効率に関わっていきます。カルシウムが不足するとシナプスの伝達が遅くなり、学習能力が落ちることになるかもしれません。
脳の神経細胞を詳しく見てみると、、、 (出典:Akira Magazine)
シナプスの間を神経伝達物質が移動しているのが分かります。神経伝達物質のカルシウムイオン濃度が伝達効率に関係していることが研究で分かっています。
2,筋肉の動きを補佐
収縮と弛緩を繰り返すことで筋肉を動かしています。その動作に必要な栄養素がカルシウムです。カルシウムが不足すると、上手く筋肉を動かせないことになってしまいます。
カルシウム不足にならないように、牛乳だけでなく、小魚なども保育園のおやつ(補食)として活用していきましょう。