ママのつぶやき
お昼にハヤシライスを作りました。食べるより遊びたい息子が、ペロリと完食してくれました!カレーはあまり食べないのですが、ハヤシライスは好きなようです。白菜の豆乳スープと、最近息子がハマっているトマトのバターソテーも一緒に作りました。
管理栄養士のコメント
ママと話をしていると「私、料理が得意じゃないんです」とか「毎日のメニューが同じなっちゃうんです。レパートリーが無いんです。」という方が多くいらっしゃいます。私達、栄養士も毎日手の込んだ料理ばかり作っているわけではないんですよ。栄養バランスはちょっと考えますけどね。
あおいママのコメントにはちょっとしたヒントがありましたね。
「カレーはあまり食べないのですがハヤシライスは好きなようです」
お子さんはいろんな味覚を楽しんでいます。味覚だけでなく、触感や匂い、視覚を使って総合的に判断しています。その中にお母さんの顔や言葉も含まれていますよ。
材料は同じでもカレー味からハヤシライス味に変えるだけで違うレシピになります。トマト味、ホワイトソース味にしてみてもいいですね。お子さんはどの味が気に入るかしら?楽しみですね。
また、1種類だけ野菜を変えるとか、付け加えるとか。もしかしたら、嫌いな野菜も味付けによって食べれるかもしれません。好きな野菜と嫌いな野菜を入れてみるのもいいですね。嫌いな野菜を1口でも口に入れることができたら、褒めてあげましょう。もちろん、お肉の種類を変えたり、魚に変えてもいいですね。少し工夫することでいろんな栄養素がとれます。
お子さんが大きな野菜は見た目で避けてしまうときは細かくしたり、少しすりおろして入れてもいいです。味覚の形成には食べ慣れていくことが大切です。嫌いだからといって、排除するのではなく、味を脳に残しておけば、中学生くらいになって食べれるようになるかもしれません。
味付けを変えてみましょう
材料は同じでも味付けを変えてみましょう。和風、洋風、中華。
和風はだしと醤油、みそ
洋風はカレー、ハヤシライス、トマト、ホワイトソース味など
中華はゴマ油をちょっと使ってみてください
お子さんが気に入る味が見つかるかもしれません。また、この時期のお子さんは食べむらや好みが日々変わります。あまり深刻に受け止めず、「今日は何の味にする?」「好きなお野菜入れるね」とか お子さんの好みを聞きながら進めていきましょう。自我、自立を上手に活用して行きましょう。