ママのつぶやき
この日は外出をしていたので、離乳食メニューもある代官山のお店に行きました。外出する時はレトルトの離乳食にお世話になる事も多いですが、お店で温かい出来たての離乳食を出してもらえるのは有難いな〜の思いました。
管理栄養士のコメント
代官山に離乳食を出してくれるレストランがあるのですね。ママとしてはとても助かりますね。外出の際の離乳食メニューについては多くのママが悩みを持っています。時期によっては手作りを持ち歩くことは危険ですので、レトルトやビンの離乳食商品を上手に活用してください。外出の際もマイスプーンを持ち歩くといいですね。宿泊を伴う旅行の際はアイスクリームのスプーンなど使い捨てのスプーンをを活用するのもいいでしょう。この写真では長いスプーンなのに上手に持っています。持ち方もとても上手です。力がないので最初は上からつかんでしまうのですが、指に筋肉がついてきたり、機能が発達してくるとスプーンを下から支えられるようになります。最初は教えても自分の使いやすい持ち方に替えてしまったりしまったり、教えようとすると嫌がったりすると思いますが、ときどき、直してあげてください。ママやパパが見本を見せて「まねっこ」させるもの効果があります。この頃は「まねっこ」が得意になってくる頃です。少しでも出来たら、ほめてあげることもとても大事なことです。
指先を使って脳育しよう!
おすわりが出来るようになりましたか?できるようになったら、向かい合って手遊び「指のごあいさつ」をしてみましょう。この時期に親指と4本の指を順につけるプレシジョングリップ(精密把握)のトレーニングを手遊びとして取り入れてみましょう。お母さんが指を1本ずつ曲げて赤ちゃんに見せ、赤ちゃんまねっこさせます。
まずは人差し指を曲げて、親指にくっつけます。☟
次に中指を曲げて、親指とくっつけます。☟
次は薬指です。☟
そして最後は小指とくっつけます。☟
くっつける際に「人差し指さん」「中指さん」などと名称も同時に覚えさせると言語野を刺激するだけでなく、運動野と連動して刺激することが出来ます。やはり、ママの言葉かけが脳を育てるのにとても必要なことなのですね。赤ちゃんは最初から上手にできないと思いますが、まずは手遊びの一つとして一緒に遊んでみましょう。
6か月~12か月頃の脳の発達
6か月頃650gだった脳の重量は12か月頃には900gになります。6か月頃は一時的な記憶「ワーキングメモリー」を鍛え、覚えるという能力を身につけていきます。手を器用に使って、遊び、ママの声かけで「ワーキングメモリー」を鍛えていきましょう。12か月頃になると頭の良さを決める「前頭前野」がどんどん働きはじめます。(管理栄養士 こざわさなえ)
食事以外にも生活の中で脳育が出来ます。ご興味のある方はこの書籍をお読みください。