＜ 管理栄養士監修＞ 脳を育む離乳食・幼児食コミュニティサイト 
ママのつぶやき
お昼は三色丼とアンパンマンの高野豆腐、イチゴ、お味噌です。イチゴも高野豆腐も大好物です。人参を可愛く型抜きしてみました。
管理栄養士のコメント
三色丼と高野豆腐の組み合わせは、たんぱく質がしっかり摂れるメニューですね。ひき肉は鶏肉、豚肉、牛肉、合びき肉とありますが、どの種類を使っていただいてもいいです。ただし、炒めている最中に脂がたくさん染み出てくるようであれば、キッチンペーパーなどで吸い取ってください。動物性の脂はうま味になりますが、多すぎるとまだまだ小さなお子さんの胃に負担をかけてしまいます。
たんぱく質が筋肉を作る
２歳ぐらいになるとじっとしていることはなく、好奇心も旺盛なので、目が離せないですね。脳だけでなく、体の成長も目を見張るものがあります。まずは標準的な２歳児の体の様子と必要なエネルギーです。
身長 ８５～８８ｃｍ
体重 １１～１２ｋｇ
１日に必要なエネルギー 約１１００～１２００kcal
身長と体重が気になる方は母子手帳の成長曲線で確認してください。基準値内でない場合は主治医の先生に相談しましょう。
１日に必要なエネルギーと言ってもどのくらい取っているか？わかりませんよね。そこで、エネルギー配分の目安を書き出してみました。
１日に必要な食品の目安量
ご飯 １００ｇ×３
油（植物油、バター） ６ｇ（小さじ２弱）
砂糖 ５ｇ（小さじ２弱）
果物 １００ｇ
魚 ３０ｇ
肉 ３０ｇ
牛乳 ４００ｍｌ
卵 １個
豆腐 ４０ｇ
緑黄色野菜 ２０ｇ×３１にちに
淡色野菜 ２５ｇ×３
いも類 ５０ｇ
海草 ５ｇ
きのこ ５ｇ
（参考資料：子どもノート）
まずはエネルギー源である炭水化物（ごはん、パン、麺）をしっかり食べて、体重増加と運動エネルギーを確保します。たんぱく質を食べても炭水化物が足りなければ、エネルギー源として使われてしまします。炭水化物をしっかりとった上でたんぱく質もしっかり確保します。三色丼は良質なアミノ酸が豊富な卵、肉、そして、野菜も取れるのでたくさん動いた後の補食としても最適です。
お手伝いをさせましょう！
２歳を過ぎたら、食事前に食器を運んだり、並べるお手伝いをさせましょう。大人の真似が大好きでお手伝いもしたがります。ちょっと危なっかしくてついつい大人がやってしまいがちですが、危なくないところから、任せてみてください。やる気を育てるために励まして、見守ることも大切です。（管理栄養士 こざわさなえ）
